女子学童の全国大会「NPBガールズトーナメント」の開催、女子野球ワールドカップで5連覇の日本代表等、女子野球に係わるいろいろなイベントが話題(新聞記事、TVニュース等)となってきており、全国各地で高校女子硬式野球部が設立(注-1)されてきています。

 しかしながら学童で活躍している女子選手が中学で野球を続けようとしても、環境があまりにも乏しいため中学入学と同時にソフトボールや他のスポーツへ移ってしまい、野球を断念するケースが現在も多く見受けられます。

 一般財団法人 日本リトルシニア中学硬式野球協会(JLSB)では、このような女子選手を積極的に受け入れて野球が出来る環境を提供しており、2018年度より「ガールズ全国大会」も開催されます。近隣のリトルシニアチーム(関東地区に約210チーム)に所属して通常は男子選手と一緒に練習しますが、月に何回か女子選手が集まり合同練習や合宿を行いながら、各種女子大会に積極的に参加(注-2)しています。


  (注-1)2022年度現在40校以上
  (注-2)JLSBの他に一般社団法人全日本女子野球連盟(WBFJ)、関東女子硬式野球連盟(KWBF)に加盟登録済み

設立時のLSレディース選手

(旧:東関東リトルシニアレディース 2010年 6月26日撮影)